【U-11】U-11サッカー選手権大会 湖西ブロック2次予選リーグ

会場…伊香立公園芝生グラウンド

10:50 kickoff

vs J-FORZA

前半 0-0

後半 0-1

合計 0-1

決勝2次の初戦はJ-FORZA。なんとしてでも勝ちが欲しい最初の初戦。

前半から幾度となくチャンスを作り出しますが、相手GKのビッグセーブに阻まれます。

試合を完全に支配しているにもかかわらず、1点が遠い展開が続き、逆に相手チームは最後まで諦めず、ゴールを許さない姿勢を貫きます。

前半は、スコアレスのまま、後半に挑みます。

後半も変わらず主導権を握りシュートまで持っていくものの、ゴールが遠い展開が続きます。

GKとの1v1、いい形からの抜け出しなど試合をするごとに成長を感じられるプレーが見られましたが、後半の半ばに相手の放ったシュートがまるで時がゆっくり流れていくかの如くゴールマウスに吸い込まれていき、得点を許してしまいます。

失点後も、慌てるそぶりもなく幾度となくチャンスを作り出すもののゴールまであと一歩のところで差が出てしまい、試合終了のホイッスル。

初戦を0-1で落としてしまいます。

相手のシュートは数えられるほどのわずかでもゲームをものにする、サッカーの難しさを身に染みて実感させられます。

「あの時のシュートが決まっていれば…あの時の失点がなければ…」そんなことを本気で考えさせてくれるサッカー。「後悔しないためにもっと頑張れ!」とまるでサッカーが教えてくれているような試合でした。

初戦を落とし、あとが無い展開。

次の試合には絶対勝利が条件となりました。また、他チーム同士の結果により2点差以上での勝利が絶対条件となりました。

絶対に負けられない、2点差以上で勝たないと県大会へは繋がらない重要な一戦。

15:30 kickoff

vs 打出FC

前半 1-0

後半 1-0

合計 2-0

相手は打出。

予選1次で戦い、0-2で敗れた相手に2度も負けてはいられません。

試合前ミーティングで前回対戦を振り返り、チーム全員で考えを共有して挑みました。

前回対戦とは少し異なった相手に対して、選手たちは相手を観ながらサッカーを展開していきます。

前半、なんとしてでも得点をして勝ちたい展開の中、自分たちでボールを動かしながら相手も動かし、相手の背後へボールを持っていくことに成功すると、クロスボールをGKが弾き、こぼれ球をシュート。惜しくもクロスバーに弾かれますが、そのこぼれ球をしっかり詰め、待望の先制点を奪います。

その後も集中した守備と主導権を握った攻撃を展開し、2点目を狙いにいきます。

前半の流れが良いうちに追加点が欲しい展開でしたが、前半は1-0で折り返します。

ハーフタイムでも選手たちの顔は「まだできるぞ!やれるぞ!」という顔つきをしており、前半の良い流れを後半も続けていくことを確認し、後半に追加点を狙いにいきます。

なんとしてでも2点差以上での勝利が欲しいラスト20分の後半。

立ち上がりから果敢にゴールを目指します。

シュートまで行くことはできても、なかなか最後ゴールマウスを揺らすことができずに時だけが過ぎていきます。

しかし、後半終了約5分前コーナーキックを得ると、見事なボレーシュートが決まり、ついに2点差にすることに!

その後も守備の手を緩めることなく、GKを中心に集中して試合を展開させていきます。

そして試合終了のホイッスル!!!

見事、2-0で勝利を掴み取り、県大会出場を決めました!

選手たちは自分達の置かれた立場を理解し、プレーの判断を下していました。これまでには中々本気で見られなかった『自分達が求められていることを達成するためにできることを自ら考えて行動・プレーすること』を観ることができ、少しずつ成長していることを実感することができた試合でした。

これまで6年生と共に公式戦も帯同してきた5年生ですが、ベンチから試合を見て学ぶことと今回実際に自分達が主役でピッチで学ぶことは全く違った感覚だったと思います。

これからは5年生が主役になっていく時期になってきています。

まだまだサッカー的にも人間的にも伸び代ばかりのチームですが、着実にですが成長を遂げていると感じます。

また、本大会で4年生の力も合わせながら結果に繋げることができました。上の学年に帯同して満足ではないはずです。誰もが試合に出場したいはずです。対戦相手と戦う前に自チーム内で既に競争は続いています。

自分の思っていたことと違った結果になることはこれからの人生において、たくさん訪れはずです。そこで成長できる選手とそうでない選手が分かれるターニングポイントです。

結果は変わることはありませんが、結果を素直に受け止め、過去の自分を振り返り、次の行動に繋げること。次、自分の思い通りの結果にするために、自分がやらなければならないことを100%努力すること。

これこそが成長のために必要不可欠なことだと信じています。

今の結果に満足することなく、悩み落ち込んでいる暇もありません。何もしなくても2月からは県大会は始まります。そこで自分の望む状態になるように”今”に集中していきましょう!

保護者の皆様、寒い中熱い応援ありがとうごいました。

皆様の強い想いは確実に選手に届いているはずです。

これからも引き続き応援のほど、宜しくお願いいたします!

【開会式】
日程…1月29日(土)
会場…栗東芸術文化会館さきら

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